2009年10月18日日曜日

Singleに3本


 ソフトダーツをやっている人なら、 「CricketでSingleに3本入れられれば、Aフライトになれる。 だから、Tripleを狙うよりも、Singleを狙った方が良い。」 と言う話を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。



 Single3本と聞くと、簡単だと感じる方も多いでしょう。 しかし、Singleに3本入れられるというのは、 結構すごいことなのです。



 ところで、ソフトダーツでBULLの大きさは、 Outer Singleとほぼ同じ大きさだという比較をどこかで見たことはないでしょうか。 そこでは、BULLに入れることは、そんなに難しいことではなく、 自信を持ってBULLに入れようということを、言いたい訳ですね。 でも、逆に言えば、ソフトダーツでSingleに3本入れるということは、Hat Trickを達成したのとほぼ同じです。 むしろ、ソフトダーツでは、ほとんどBULLしか練習しない人も多いので、 Outer Singleに3本入れるということは、Hat Trickより難しいとさえ言えます。



 物理的に見れば、CricketでSingle3本入れることは、フライト分けの穴をかい潜ったAフライトになる裏技などではありません。 Cricketで確実にSingle3本入れられる人は、十分Aフライト以上になれる実力を持っている人です。 それができるのなら、01 GameでもHat Trickがよく出るってことになりますからね。



 だから、やってみたらSingleに3本入らなかったからと言って、落ち込む必要など全くありません。 あのPhil Taylorも、2005年のソフトダーツ大会において、 01 GameのSingle Outを2回連続で外したこともあるのですから。 むしろ、毎回1本や2本入るのなら、 本来自分はBULLに1本や2本入る実力を持っているんだと、モチベーションを高めていきましょう。

 ということで、実際のCricketの試合では、今まで通りTripleを狙った方がスコアは良いと思います。 Awardも出るし、その方が楽しいです。 特にメンタル面が強いダーツは、楽しみながらやるのが、一番上達できる秘訣ですからね。


 逆に、Singleなんて簡単だと思い込みで、Singleにだけは入る人もいるでしょう。 Singleに入れる時のその心構えは素晴らしいです。 是非、それをBULLなどの他の場所に入れる時も、活かしたいですね。 メジャーをもって実際に測ってみると良いかもしれませんよ。

 そして、このような人こそ、対戦においてこそ、CricketでSingleを3本狙うべき人です。 毎回、確実にSingleに3本というのは、相手に大きなプレッシャーをかけることもできますからね。





 ここで、オススメの練習方法を紹介します。
グルーピングと3投目もリラックスして投げられるようになる練習です。

 周りの上手い人に何Roundでクリアできるかやってもらっても、新たな発見があると思います。

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